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花人中川幸夫の写真・ガラス・書−いのちのかたち |
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2007年2月 |
定価 : 4,950
円 (本体 : 4,500
円) |
ISBN 978-4-7630-0714-8 C0071 |
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中川幸夫、独創の世界を横断する。
花人中川幸夫が自ら撮影したいけばな写真は今日的な静物写真表現としても傑出している。
花器という概念をこえたガラス作品、奔放に筆を揮った書。孤高の表現者中川幸夫の創造の世界を横断する。
2005-06年の宮城県美術館・丸亀市猪熊弦一郎現代美術館カタログを書籍化。
編集/三上満良(宮城県美術館学芸員)、安藤輝美(元財団法人ミモカ美術振興財団学芸員)
A4変型 並製本 222頁(カラー151点)
◆中川幸夫 (なかがわゆきお)
1918年(大正7)、香川県丸亀市生まれ。
伝統的「生け花」を破壊し、前衛「いけ花」を創造した作家。
幼少の頃、脊椎カリエスにかかる。池坊に属していた叔母のもとで生け花を始める。
戦後、作庭家の重森三玲に認められ、世の注目を浴びる。51年、白菜をいけた作品がもとで、池坊脱退声明を表し33歳で流派を去る。その後は流派に属さず、弟子をもたず、いけ花を中心に、ガラス、書、写真、舞踏家等とのパフォーマンスなどの活動を行う。
作品集『華』『中川幸夫の花』『魔の山』『花人‐中川幸夫の花・ガラス・書』がある(いずれも小社刊)。織部賞グランプリ、日本現代藝術振興賞、東川賞受賞。
2012年3月老衰のため香川県坂出市で死去。享年93歳。
左:花鳥風月(花) 右:たまゆら
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