チェコ国際児童図書評議会 「金のリボン賞」 受賞作品!
絵本大国チェコのアーティスト集団として、本国で大注目の「バオバブ」の絵本が、遂に日本で初刊行!
大好評だった2006年の「チェコ絵本とアニメーションの世界展」で展示され、話題となった絵本。
チェコでアニメと実写を組み合わせた、本書の映画を製作。
あらすじ
街中が追う「青いトラ」がもたらしたものは何?
ある時突然現れた、世にも珍しい青色をした小さな内気な迷子のトラを、悪党や一攫千金の市民が狙う。その頃、街を自然の脅威が襲おうとしていた……
閉鎖寸前の植物園に暮らす2組の親子が、植物園とトラを守るため、忘れていた絆を取り戻し、優しさと勇気と空想力で立ち向かう。チェコからやって来た、現代のおとぎ話。
文/テレサ・ホルヴァートヴァー
絵/ユライ・ホルヴァート
訳/関沢明子
B5変型 並製本 136頁(図版66点)
ヨハンカ・ゲルジョヴァー
9歳。学校が嫌いで、読書ばかりしている、ひねくれ者だけど、
お母さん思いの女の子。空想の世界に行きがち。
マチアーシ
アインシュタインの再来だと父親は思っている、ちょっと太めの少年。
ヨハンカのお隣で親友。のろまとバカにされてる少年は、
青いトラを盗む謎の男を追うことに。
サニ
教師も怖れる用務員。55歳。「何をしてるか、ゲルジョヴァー!」
と叱ってばかりのヨハンカの天敵。
|