展覧会「田中一村 新たなる全貌」図録、限定販売。
美術館学芸員が総力をあげて、初めて田中一村の画業を調査・研究した決定版!
全貌を冠するにふさわしい、他に類のない充実した内容。
田中一村(1908-77)は、栃木に生まれ、千葉市に20年住み、奄美大島へ渡って亜熱帯の植物や鳥などを題材にした日本画を描き、生前それらの作品を公表する機会もなく無名のまま没した画家。
没後の1980年代、テレビの美術番組での紹介が空前の反響を呼び全国に知られる。
展覧会「田中一村 新たなる全貌」は、一村ゆかりの地にある美術館が共同で本格的に取り組む初めての回顧展となり、近年の調査で新たに発見された資料を多数含む約250点の出品作品による過去最大規模の展観となり、これまで生涯の軌跡を中心に語られていた一村の作品世界を検証し、画家としての実像を明らかにしようとした展覧会。
320×240mm 上製本 360頁(カラー214頁)
【展覧会情報】
開館15周年記念 特別展「田中一村 新たなる全貌」
会場:千葉市美術館 ≫
会期:2010年8月21日(土)〜2010年9月26日(日)
会場:鹿児島市立美術館 ≫
会期:2010年10月5日(火)〜2010年11月7日(日)
会場:田中一村記念美術館 ≫
会期:2010年11月14日(日)〜2010年12月14日(火)
※本書は本展の公式図録です。
◇美術連絡協議会・平成22年度美連協カタログ論文賞自主展部門「優秀カタログ賞」受賞
◇平成22年度第52回全国カタログ・ポスター展「日本印刷産業連合会奨励賞」受賞
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