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熊田千佳慕 クマチカ先生の図鑑画集 |
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2012年3月 |
定価 : 9,570
円 (本体 : 8,700
円) |
ISBN 978-4-7630-1213-5 C0070 |
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熊田千佳慕の全シリーズを網羅。
作品704点を収録した決定版。
ファン待望の作品集、ついに刊行!
「日本のプチ・ファーブル」細密画家・熊田千佳慕ワールドの全てがここに!
98歳で亡くなるまで細密画家として生きた熊田千佳慕の、60年以上にわたる活動で生み出された作品の集大成。
本書は世界的評価を受ける画家の画業記録だけでなく、戦争と関東大震災を経て、子どもたちに命の大切さを伝えるため絵本画家になる決心をした熊田が、「私は虫であり、虫は私である」という境地に至るほど小さな生物の世界を愛し、虫の目線に寄り添って、彼らの生活を「見て、見つめて、見極める」をモットーに描き続け遺した名作の数々を、後世に伝えるべき貴重な一冊。
<構成>
◆ ファーブル昆虫記の世界
プチ・ファーブルと言われる熊田千佳慕を代表するシリーズ。
◆ 日本の虫の世界
ファーブル作品へ展開する以前に、図鑑や子どもの本のために 描かれた、日本の森や林で見られる昆虫たち。今ではほとんど 目にすることができない貴重な種類も。
◆ 動物の世界
全ての生き物を愛したクマチカ先生は大の動物好きで、犬や猫、鳥など、昔は家でたくさんの動物を飼っていた。
◆ 鳥の世界
すずめから渡り鳥、ダチョウやペリカン、身近な鳥から珍しい種類まで、たくさんの鳥たちも描いてきた。
◆ 野の花の世界
昆虫と並び多く描いた植物。特に野に咲く花を愛し描いてきた。
◆ ファンタジーの世界
空想好きなクマチカ先生はファンタジーが大好きだった。自然 界を妖精が飛び交い、昆虫や花と遊ぶ様子をたくさん描いている。
◆ 絵本の世界
アリスやマーヤ、ピノキオなど、昔から読まれてきた物語の 絵本も多数ある。あまり紹介されていない初期のものも掲載。
◆ リスト、略歴
【特徴】
作品横に各分野の専門家監修による生物のやさしい生態解説を掲載。
大人から子どもまで読んで楽しめる。
拡大図を掲載し、驚異的な細密画の魅力を堪能できる。
熊田千佳慕の言葉、制作前の素描、スナップ等を本文中に多数掲載し、熊田作品が生まれる過程をイメージできる。
著/熊田千佳慕
監修者
昆虫/高橋秀男(多摩動物園昆虫館飼育員)
動物、鳥類、両生爬虫類、他/小宮輝之(上野動物園前園長)
植物/池田 啓(国立科学博物館・植物研究部)
執筆
熊田千佳慕の「環世界」 ― 福岡伸一(生物学者)
幸福な少年熊田千佳慕の永遠 ― 矢内みどり(目黒区美術館学芸員)
熊田五郎ーデザイナーの時代 堀宜雄(福島県立美術館学芸員)
A4変型 上製本 368頁(カラー図版635点、モノクロ・淡彩20点、素描93点)
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