美術館連絡協議会の選ぶ「優秀カタログ賞」受賞作品集。

創造の秘密は、「とにかく、かく」だった！

展覧会で常に話題になっていた、アイデア・ノートの初書籍化。
独自なスタイル「他人の自画像」までの道のり、画家生活の苦悩、発想の源、ユーモア、夢が一杯詰まった石田ワールドの道案内。

＜目次＞
「痛み」としての地図／江尻潔
1章　起点……「創作方法を探したい」
　解説
　石田徹也とその世代／川谷承子
2章　漂う人……「現実の何かに光をあてる」
　解説
　石田徹也の作風と変化―1／杉本積
3章　変化……「他人の自画像」
　解説
　石田徹也の作風と変化―2／杉本積
4章　ユーモア……「ナンセンスへと近づくことだ」
　解説
　石田徹也特有のギャグ性について／勝山滋
5章　再生……「とにかく　かく」
　解説
　石田徹也のノート類について／堀切正人
6章　発想源
　解説／福島直
　夢日記、言葉、感想……「夢を書きとめることにした」
　アイデア帖……「勝負！目標200コぐらい」
　未出品作品とそのアイデア
資料　作品リスト、年譜、文献目録

本書の特徴：
・ 本画とそのアイデアスケッチ、合計416点を掲載、作品誕生のプロセスが分かる。
　 51冊ものノートやスケッチブックから259点を抜粋。
　 本画157点を掲載し、展覧会未出品作品もアイデアスケッチと共に紹介。
・ 美術館学芸員による主要作品の解説付き。
・ 作品化されていない斬新・面白スケッチの数々を掲載。
・ 作品化のアイデアのためにつけていた「夢日記」の文面公開。
・ 映画鑑賞や読書感想を掲載。独創的な考えが垣間見える。

著／石田徹也

B5変型　並製本　336頁

【展覧会情報】
「石田徹也展−ノート、夢のしるし」
会場：足利市立美術館　≫
会期：2013年9月7日(土)〜2013年10月27日(日)
会場：平塚市美術館　≫
会期：2014年4月12日(土)〜2014年6月15日(日)
会場：砺波市美術館　≫
会期：2014年9月6日(土)〜2014年10月5日(日)
会場：静岡県立美術館　≫
会期：2015年1月24日(土)〜2015年3月25日(水)
※本書は本展の公式図録兼書籍です。

オフィシャルホームページ
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