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船田玉樹画文集 独座の宴 (展覧会公式カタログ) |
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2012年7月 |
定価 : 3,300
円 (本体 : 3,000
円) |
ISBN 978-4-7630-1229-6 C0071 |
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船田玉樹生誕100年記念、初の本格的作品集!
異端にして正統、孤高の画人生。
こんな日本画家がいたとは!
近年、日本画のアヴァン・ギャルドとして再評価された船田玉樹の、知られざる画業。
多彩な画業とともに、多くの詩を残した玉樹。率直な思いを綴った詩を盛り込み、玉樹の人となりを紹介。
著/船田玉樹
編者/永井明生(広島県立美術館)、野地耕一郎(練馬区立美術館)
B5変型 並製本 256頁(掲載図版226点)
【展覧会情報】
「生誕100年 船田玉樹展」
会場:練馬区立美術館 ≫
会期:2012年7月15日(日)〜2012年9月9日(日)
会場:広島県立美術館 ≫
会期:2013年1月21日(月)〜2013年2月20日(水)
※本書は本展の公式図録兼書籍です。
◆船田玉樹(ふなだぎょくじゅ)
広島県呉市広村生まれ。
琳派の華麗な作品に感銘を受けて以来、油彩画から日本画に転向して、画家としての道を歩む。
速水御舟、小林古径に師事し日本画を学んだ後、シュルレアリスムや抽象主義などを取り入れ、日本画を基礎にした前衛表現を戦中まで追究。
戦後は郷里の広島にひきこもって創作を続け、様々な画材と向き合う日々。その作品は、芸術の精髄を正統に受け継ぎ、精緻にして絢爛、端麗にして華美、そして豪胆そのもの。
60歳を過ぎた時、クモ膜下出血に倒れ右半身が不自由となりながらも、玉樹は右手で筆を持つことにこだわり、修練を続けた。
やがて屏風などの大作を描くまでになり、晩年にいたってその画境は、ますます豊かで華やかとなっていった。
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