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東山魁夷 「行く秋」【限定350部】 |
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制作 : 共同印刷株式会社 |
定価 : 550,000
円 (本体 : 500,000
円) |
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「秋深い林の中を落ち葉を踏んで歩く。/楓の黄葉が地上に織り上げた金色のタペストリー。
行く秋は淋しいと誰が言ったのか。/私が見出したのは、荘重で華麗な自然の生命の燃焼である。」
−東山魁夷−
魁夷は「荘重で華麗な自然の生命の燃焼」をどのように描いたのでしょう。この絵をよく見ると、まばゆいばかりに散り敷かれた楓の葉の上には金箔が惜しげもなく撒かれています。さらに注意して見ると、金箔の上にくすんだ黄赤色を薄く刷いている部分が見えてきます。金箔の輝きをあえて隠すことによって、複雑な調子を作り出しています。枯葉を踏んで歩くときの沈み込むような感触や、時の移ろいによる葉の色の変化をさりげなく表しているといえるでしょう。華やかな黄葉もやがて腐葉土になり、冬を越し、春の芽吹きを生み出す力になります。華麗な輝きを描きながら、自然の生命の循環という厳粛なテーマがこの作品には潜んでいます。自らの生命の燃焼も意識しつつ、「行く秋は淋しいと誰が言ったのか」と語る魁夷の静かな気迫もこの絵からは感じられます。(添付解説書より抜粋)
松本猛(美術評論家、長野県信濃美術館 東山魁夷館前館長)
□ 東山魁夷ファン待望の秋の名作
本作「行く秋」は東山家正式監修の下に制作された、真に価値のある逸品です。
□ 長野県信濃美術館 東山魁夷館の正式な許可作品
東山魁夷の名品を多数所蔵する、長野県信濃美術館 東山魁夷館より正式な許可を受け制作いたしました。
□ 東山魁夷の美しい自然風景をさらに魅力的に鑑賞していただける彩美版®プレミアムの技法
彩美版®プレミアムは東山魁夷の黄葉の色彩の美しさを引き出し、燃えるような秋をより魅力的に表現する、新感覚の技法です。
□ 解説は長野県信濃美術館 東山魁夷館の松本猛前館長
安曇野ちひろ美術館も務め多方面で活躍中の美術評論家、松本猛氏がわかりやすく作品の魅力を執筆しました。
□ 限定350部限りの特別なご提供
幻想的な情景が見る者を深く魅了する究極の名品を、皆様ぜひお手元でお楽しみ下さい。
【作品名】東山魁夷 マスターピースコレクション™「 行く秋 」
【作家名】東山魁夷
【技法】彩美版®プレミアム
【限定】350部
【画寸法】459 x 652mm(15号大)
【額寸法】639 × 832 × 37mm
【額縁】特注銀泥プラチナカラー木製額・ハンドメイド 浮き出し加工
【重量】約5.3 kg
【許諾】東山すみ
【証明】監修者承認印が額裏貼付の奥付に押印され、ATELIER KAII HIGASHIYAMAの認証が画面左下部に入ります。
【原画所蔵】長野県信濃美術館 東山魁夷館
【解説】松本猛(美術評論家、長野県信濃美術館 東山魁夷館前館長)
【発行】共同印刷株式会社
※額の変更はできません。
※こちらの商品の発送はお申込みから約1ヶ月後の納品を予定しております。
[ 東山魁夷 マスターピースコレクション™とは ]
作品の繊細な色合いや鮮やかな発色を効果的に表現するために生み出された技法「彩美版®プレミアム」による、新感覚の美術作品です。
先端のデジタル加工処理技術を施した高精度プリントを、職人の熟練した手業により高級アクリルガラスに貼合(てんごう)。光沢感ある透明アクリルガラスは作品をより美しく華やかに彩ります。UVカットのアクリルガラスは貴重な作品を保護し、紫外線の退色や酸化による劣化を防ぎ、長期にわたる作品の保存を可能にします。
東山家特別監修の浮き出し加工のモダンなデザイン額で、東山芸術の真髄を存分にご堪能ください。
額の裏に貼られる奥付には限定番号が入り、著作権者の承認印が押されます。
※共同印刷株式会社が独自に開発した、セキュリティシールを証明書に貼付しています。お手持ちのスマートフォンなどでフラッシュを焚いて撮影すると、作品が共同印刷(KP)の発行する真正な複製画であることを判定できます。
東山家監修の証として、画面左下部にATELIER KAII HIGASHIYAMAの認証が入ります。
◆東山魁夷(ひがしやまかいい)
明治41年 横浜に生まれる。
大正15年 東京美術学校日本画科に入学、同級生に橋本明治、加藤栄三、山田申吾らがいた。在学中を通じ特待生に選ばれる。
昭和6年 東京美術学校日本画科を卒業、結城素明に師事し雅号を魁夷とする。
昭和8年 ドイツ留学。ベルリン大学で美術史を学ぶ。
昭和22年 「残照」を描いて以来、風景画家として立つことを決意する。
昭和25年 はじめて日展審査員となる。「道」によって画壇及び社会的に認められるようになる。
昭和31年 第11回日展出品作「光昏」により、日本芸術院賞を受賞する。
昭和40年 日本芸術院会員に任命される。日展理事に就任する。
昭和43年 皇居新宮殿の大壁画「朝明けの潮」完成。
昭和44年 文化勲章受章、文化功労者として顕彰される。
昭和47年 「白馬の森」制作。
昭和51年 ドイツ連邦共和国功労大十字勲章受章。
昭和55年 唐招提寺壁画を完成。
平成2年 長野に東山魁夷館開館。
平成11年 逝去。享年90歳。従三位勲一等瑞宝章を追贈される。パリで東山魁夷展開催。
平成17年 香川県坂手市に東山魁夷せとうち美術館開館。永年居住の地であった千葉県市川市に東山魁夷記念館開館。
平成28年 九州国立博物館、広島県立美術館で「東山魁夷 自然と人、そして町」展開催。
平成29年 茨城県近代美術館、豊田市美術館で「東山魁夷 唐招提寺御影堂障壁画展」開催。
平成30年 東京富士美術館で「東山魁夷展 −長野県信濃美術館東山魁夷館所蔵品による」開催。京都国立近代美術館、国立新美術館で「生誕110年 東山魁夷展」開催。
令和元年 北海道立近代美術館で「東山魁夷 唐招提寺御影堂障壁画展」、上海博物館で「鑑真和上と唐招提寺東山魁夷作品展」開催。
※寸法、重量等は、天然材料を使用し一点ずつ手作りのため、表記と異なる場合があります。
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