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おぼえていますか? 桃太郎、金太郎、浦島太郎、かぐや姫… 子どもと楽しむおとぎ俳句。 読み聞かせに! 巖谷小波生誕150年記念 巖谷小波は、明治から大正にかけての作家、児童文学者、俳人。 同時代の久留島武彦とともに口演童話活動をおこなった日本における児童文学のパイオニア。本書は、小波のおとぎ話、またおとぎ話からインスピレーションを得た小波による俳画(俳句を賛した画)、小波の評伝など、小波の世界を豊かに楽しめる本。大人が子どもに読み聞かせることも出来る。 監修・著者は、韓国出身の近代文学研究家・金成妍。博士論文「越境する文学―朝鮮児童文学の生成と日本児童文学者による口演童話活動」で2008年に久留島武彦文化賞を受賞。久留島武彦の出身地「童話の里」大分県玖珠町(くすまち)で久留島記念館館長を務め、韓国文化と日本児童文学について広く発信している。 <目次> 画帖『童心帖』 お伽俳画 節気俳画・世相俳画 ・落款いろいろ ・巖谷小波句碑 「彩筆の軌跡を追って—巖谷小波お伽俳画発掘記」 金成妍 ・巖谷小波年譜 【収録しているおとぎ俳画】 桃太郎、舌切雀、新羽衣、花咲爺、かちかち山、浦島太郎、一寸法師、養老瀧、猿蟹合戦、瘤取り、金太郎、文福茶釜、うさぎと亀、虎の児、かぐや姫、俵藤太、牛若丸、物臭太郎 著/金成妍 257×172mm 並製本 148頁(図版約137点) 金成妍(きむそんよん) 韓国釜山生まれ。九州大大学院で比較社会文化を専攻し、2008年に博士号(文学博士)取得。 同年︑児童教育者で口演童話家の久留島武彦(1874―1960年)研究で第回久留島武彦文化賞個人賞を受賞(外国人初・最年少受賞) 2010年、第回日本児童文学学会奨励賞受賞。 2016年には日本の児童文学の発展に貢献した巖谷小波の遺志を継承する人・団体を表彰する第回巖谷小波文芸賞特別賞を受賞(最年少受賞) 現在、大分県玖珠町の久留島武彦記念館館長。 巖谷小波(いわやさざなみ) 日本初の創作童話『こがね丸』(博文館、1891〈明治24〉年)を発表して近代児童文学史を拓いた児童文学者であり、俳人。 明治期に児童文芸作品を表す言葉として「お伽噺」を使用、自ら編集長を務めた「少年世界」「少女世界」「幼年世界」などの雑誌を通して日本中に児童文学を広めた。 個人による日本初児童叢書である『日本昔噺』(二十四編)、『日本お伽噺』(二十四編)、『世界お伽噺』(一〇〇編)などのシリーズを刊行、日本はもちろん世界中の伝承説話のリテリングを体系的に行った。 『桃太郎』『金太郎』『浦島太郎』などの民話や英雄譚の多くは小波の手によって再生され、幼い読者の手に届いた。 俳人でもあった小波は自ら開拓したお伽噺の世界を俳画の世界に融合させ、「お伽俳画」という独創的な世界を創り上げた。 この投稿をInstagramで見る 求龍堂(@kyuryudo_art_publishing)がシェアした投稿 この投稿をInstagramで見る 求龍堂(@kyuryudo_art_publishing)がシェアした投稿
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久留島武彦評伝 ―日本のアンデルセンと呼ばれた男―
ISBN 978-4-7630-1701-7 C0095
1,650円(本体1,500円)