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いわさきちひろ 生誕100年の記録 7組の作家たちとのコラボレーション! 大巻伸嗣、plaplax、石内都、spoken words project、トラフ建築設計事務所、谷川俊太郎、長島有里枝 戦後、子どもたちの幸せを願う絵を描きつづけ、働く女性として、母親として、また、自分らしい歩み方で人生を切り開いていった人“いわさきちひろ”。 「世界中のこども みんなに 平和としあわせを」という自身の言葉の通り、戦争や社会問題によって失われるかけがえのないもの ― あたり前の生活、身近ないのち ― の大切さを表現しつづけました。 いわさきちひろの仕事への情熱は、「Life—生きてゆくこと」の愛しさ、美しさを絵を通じて感じてもらいたいという願いから生まれ、生涯、その道をまっすぐに歩みました。 2018年はいわさきちひろの生誕100年にあたり、ちひろ美術館では、様々な分野で活躍する7組の作家たちが、「Life(いのち、生命の力、いきもの、人生、生涯、生活、暮らし方、活気、生きがい等)」をテーマにちひろの世界とコラボレートした「いわさきちひろ生誕100年「Life展」」を7回に渡り開催。 本書では、この7回にわたる展覧会内容を一冊にまとめ、展覧会を見た人も、そうでない人も追体験できるように構成。 書名である『ちひろノート、Life』には、見る人が多様な視点で本の中を探訪し、自分の心に響く事、モノは何かを感じとっていく、「自分のLifeノート」にしてほしいという思いを込めています。 <目次> まなざしのゆくえ/大巻伸嗣(アーティスト) あそぶ/plaplax(アートユニット) ひろしま/石内都(写真家) 着るをたのしむ/spoken words project(ファッションブランド) 子どものへや/トラフ建築設計事務所(建築家) みんないきてる/谷川俊太郎(詩人) 作家で、母で つくる そだてる/長島有里枝(アーティスト) Life誕生秘話、グラフィックデザイナー長嶋りかこの想い 編/ちひろ美術館 B5変型 並製本 152頁(ビジュアル点数177点、ちひろ作品70点) オフィシャルホームページ ちひろ美術館 OFFICIAL WEB ≫ ◆いわさきちひろ 福井県に生まれ、東京で育つ。 東京府立第六高等女学校を卒業。 藤原行成流の書を学び、絵は岡田三郎助、中谷泰、丸木俊に師事。1946年日本共産党に入党。 1950年松本善明と結婚。 同年、紙芝居「お母さんの話」を出版、文部大臣賞受賞。 1951年長男・猛を出産。 1952年下石神井(東京・練馬)に自宅兼アトリエを建てる。 1956年小学館児童文化賞、1961年産経児童出版文化賞、1973年『ことりのくるひ』(至光社)でボローニャ国際児童図書展グラフィック等を受賞。 1974年肝臓ガンのため死去。享年55歳。 現存する作品は約9500点。 その他の代表作に『おふろでちゃぷちゃぷ』(童心社)、『あめのひのおるすばん』(至光社)、『戦火のなかの子どもたち』(岩崎書店)などがある。生誕100年記念「Life展」での詩人・谷川俊太郎とのコラボレーションで生まれた詩とちひろの絵が絵本『なまえをつけて』(講談社)として刊行。 アトリエの自画像『わたしのえほん』(新日本出版社)より 1968年 ちひろ美術館・東京 展示風景(2回通路部分) 《このあし たん》1969年 plaplax「絵の具の足あと」2018年 《ひろしま》石内都 《緑の風のなかで》1973年
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