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「生きる言葉シリーズ」第七弾! 絶望ではない、渡ってやろう。 札幌に生まれ、女子美術学校に学んだあと、教師生活を送りながら画家を目指して精進を続け、日本美術院展を中心に活動を続け、103年という長き人生を画業一筋に生きた片岡球子の発言録。 女性が一人で生き、画家として活動するにはあまりに厳しい時代のなか、個性の強い作風から、院展に入選するまで落選を繰り返し「落選の神様」などと言われながらも、画業への精進に対し一徹な姿勢を崩すことなく生き抜いた姿は真っ直ぐに心に届く。 また、小学校の教諭として子供たちへ注いだ厳しくも惜しみない愛情と時間についても、その優しさに心が揺さぶられる。後世まで残したい珠玉の言葉を収録。 <目次> 一、精進する。 絵かきに生きる 真っ直ぐに歩む 絶えない困難 若さとは 二、祈りを知る。 木彫の祈りから 絵で伝えたい思い 三、自然に魅入る。 富士山を描く 自然の厳しさが見せるもの 四、一途に生きる。 道を定める 何と言われても 一心に求める 五、面を構える。 先達の魂を写す どの面で生きるか 対談:瀬戸内晴美、片岡球子 あとがき:草薙奈津子、江口恒明 著/片岡球子 企画・編集/平塚市美術館 四六判変型 並製本 176頁(口絵8頁) 【展覧会情報】 「片岡球子 ― 面構(つらがまえ) 神奈川県立近代美術館コレクションを中心に」 日時:2017年9月30日(土)〜11月26日(日) 会場:平塚市美術館 ≫ ※本書は本展の公式展覧会書籍です。
面構 片岡球子展 たちむかう絵画 (展覧会公式カタログ)
ISBN 978-4-7630-2215-8 C0071
3,300円(本体3,000円)
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