母子手帳にも書かれている大切なこと!
「児童憲章」ってしってる?
こどもも、かつてこどもだったおとなも、みんなにしってほしい。
おとながこどもたちとかわした、たいせつなやくそくごとがあるってこと。
誰でも昔は子どもだった。
守ってくれた大人がいたから、みんな大きくなった。
子どもは、地球の未来を作る大切な存在です。
戦後、すべての子どもたちの幸せを願い、どうしたら幸せになれるのか、大人たちが集まって考えました。
そして1951年5月5日の「こどもの日」に、「児童憲章(じどうけんしょう)」という「子どもと大人の大切は約束」を制定しました。
子どもたちからの質問に、児童憲章を作った「おじさん」が「そのとおりそのとおり」と答えてくれます。
親子で読むときは、お父様やお母様が「そのとおりそのとおり」と答えてあげてください。
よりいっそう子どもが大切に思えてくるし、愛おしくなるはずです。
子どもたちは、愛されていることを知って、心が豊かになるはずです。
日本には、こんなステキな「12の約束」があるのです。
著・イラスト/塚本やすし
210×210mm 上製本 36頁(カラー図版15点)
◆塚本やすし(つかもとやすし)
1965年、東京都生まれ。
絵本作家。
公益財団法人 日本文藝家協会会員。
主な絵本『がんばるぞう』(金の星社)『とうめいにんげんのしょくじ』(ポプラ社)『いのりの石』(文・こやま峰子/フレーベル館)『うんこ』(詩・谷川俊太郎/ディスカヴァー・トゥエンティワン)『いきものとこや』(アリス館)『せんそう 昭和20年3月10日 東京大空襲のこと』(文・塚本千恵子/東京書籍)『そのこ』(詩・谷川俊太郎/晶文社)その他多数。
エッセイに『猫とスカイツリー・下町ぶらぶら散歩道』(亜紀書房)がある。
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