土の記憶が炎の色に蘇る。
出雲の豊かな風土の中で、古代の息吹を感じさせる作陶を続ける焼き締めの重鎮・三原研。 紐作りによるフォルム、釉薬を使用せず、特殊な技法で三度焼きされた土肌は自然に鮮やかな色を纏う。 自問自答しながら自らを深く掘り下げる思索の中で育まれる、三原研のせっ器の作品集。
著/三原研
B5判 特殊製本 120頁(カラー図版53点)
◆三原研 (みはらけん) 1958年 島根県に生れる 1981年 船木研児氏に師事 1999年 NHKやきもの探訪 放映 2000年 朝日現代クラフト展招待出品 2001年 田部美術館茶の湯造形展大賞 2002年 エネルギア美術大賞、岐阜県現代陶芸美術館「現代陶芸の100年」 2003年 作品集「出雲風陶記」刊行 2005年 日本陶芸展招待出品 2006年 パラミタ陶芸大賞展 準大賞
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