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チェッコ・ボナノッテ −詩的形象− |
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2012年11月 |
定価 : 5,280
円 (本体 : 4,800
円) |
ISBN 978-4-7630-1233-3 C0071 |
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第24回「高松宮殿下記念世界文化賞」受賞記念出版。
彫刻界を代表する、イタリアの巨匠チェッコ・ボナノッテの最新作と、作家自身が選んだ代表作を掲載する作品集。 2012年度、高松宮殿下世界文化賞受賞記念出版。
「具象彫刻の奇才」「造形の詩人」と呼ばれる現代イタリアを代表する彫刻家。人間を主題に据え、時間や空間までも感じさせる豊かで独創的な作品を生み出している。彫刻を通して「人間の中心にある、喜びや悲しみ、愛情といった深い感情に継続性を与えたい」と語る。
●日英併記
著/チェッコ・ボナノッテ 寄稿/高階秀爾(大原美術館館長、東京大学文学部名誉教授) ニッコラ・カッリーノ(彫刻家・アカデミア・ディ・サン・ルーカ元会長) 松久保秀胤(薬師寺長臈) 中冨博隆(久光製薬株式会社・代表取締役社長)他
B5判 上製本 228頁(図版点数233点)
◆チェッコ・ボナノッテ 《対照》《期待》《綱渡り師たち》など深い精神性をたたえた作品は高く評価され、2000年にはヴァチカン美術館(ヴァチカン市国)の新しい正面入り口の大扉を制作した。日本との関係も40年近くに及ぶ。中冨記念くすり博物館(佐賀県鳥栖市)、サクラファミリア(カトリック大阪梅田教会、大阪市)大聖堂の作品も手掛け、薬師寺(奈良市)など各地で個展を開催。定期的に来日し、東京のアトリエで制作。
1942 イタリア・マルケ州ポルト・レカナーティ生まれ 1959 ローマに移る。ローマ国立美術学校彫刻科に学ぶ 1964 ルーマニア政府の国際奨学金でブカレストの造形美術高等研究所で学ぶ 1965 ローマに戻りアトリエを構える ローマ国立美術学校と付属美術高等学校で教鞭 1971 初個展(イタリア、ローマ) 1973 『イタリア美術展』に出品(東京、名古屋) 1999 ドイツ・ハノーヴァー万博のヴァチカン・パビリオンに出品 2000 ヴァチカン美術館正面入り口の扉《ポルタ・ヌーヴァ−新しい扉−期待》を設置 2004 ヴァチカン美術館の新しい扉の内側に設置された12人の法王と彫刻《期待-希望》がアメリカを巡回 2005 システィーナ礼拝堂でのコンクラーベのための3つの彫刻による投票箱を制作 『ダンテ−組曲』展がウフィッツィ美術館の版画・デッサン部門で開催 2006 リュクサンブール美術館のブロンズの大扉が完成、設置 『チェッコ・ボナノッテ』展(箱根彫刻の森美術館) 2010 イタリア・ヴィンチのサンタ・クローチェ教会内のレオナルド・ダ・ヴィンチが洗礼を受けた洗礼堂に《アポカリプス》設置
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