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画業60年記念出版 時間の流れがつくり出す情景から 光、命、人、刻を丹念に描き出す 日本画家田渕俊夫の今。 日本美術院理事長で、2019年度の文化功労者にも選ばれた日本画家田渕俊夫の、画業60年を記念した回顧展の開催に合わせ、十数年ぶりの画集刊行。 初期の作品から新作の絵巻まで50点を掲載、60年の画業を凝縮して回顧する内容。 悠久の刻を描いた屏風作品、総本山智積院の障壁画、鶴岡八幡宮絵巻といった大作を、観音開きでダイナミックに見ることができる。また、令和改元の際の皇室行事「大饗の儀」のために制作した宮内庁蔵の《悠紀地方風俗歌屏風》も掲載。 本書では、風景を見て、そこに生きる人々の息づかいを思い、光、命、人、刻を描き出す田渕俊夫の世界観を伝えるため、「水と光」「草と花」「旅と刻」「人の刻」「命と光」というテーマに分けて、作品を掲載。制作年順に見るのとは違ったアプローチで、田渕俊夫の今に迫る。 <目次> 刊行によせて 第1章 水と光 第2章 草と花 第3章 旅と刻 第4章 人の刻 第5章 命と光 田渕俊夫の今 田渕俊夫 日本絵画はどう受け継がれるか/古田亮 田渕俊夫 年譜 掲載作品目録 List of Works 著/田渕俊夫 B5変型 並製本 144頁(掲載作品50点) 【展覧会情報】 画業60年「田渕俊夫展」 会場:日本橋三越本店 ≫ 会期:2021年1月9日(土)〜2021年1月20日(水) 会場:徳川美術館 ≫ 会期:2021年4月18日(日)〜2021年5月30日(日) 会場:平山郁夫美術館 ≫ 会期:2021年6月12日(土)〜2021年9月30日(木) ※本書は本展の公式図録兼書籍です。 オフィシャルホームページ 田渕俊夫 OFFICIAL WEB ≫ ◆田渕俊夫(たぶちとしお) 1941年東京生まれ。 1965年東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻卒業、1967年東京藝術大学大学院美術研究科絵画専門課程(日本画)修了。修了制作《水》が大学買上げとなる。平山郁夫を師事。 1968年再興第53回日本美術院展で《ヨルバの神々》が初入選。以後、数々の賞を受賞。 2019年度の文化功労者として顕彰される。 現在、日本美術院同人、代表理事(理事長)、東京藝術大学名誉教授。 この投稿をInstagramで見る 求龍堂(@kyuryudo_art_publishing)がシェアした投稿 この投稿をInstagramで見る 求龍堂(@kyuryudo_art_publishing)がシェアした投稿
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