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なぜ、ひまわりばかり描くようになったのか? 弟テオに宛てた書簡から、ゴッホの肉声が聞こえてくる。 「ひまわり」だけに焦点を絞って解説! 「ひまわり」の油彩12点すべて掲載! 2020年5月28日、東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館は、SOMPO美術館としてリニューアルオープンする。その開館記念展では、日本で唯一見ることができる当館のコレクション、ゴッホの《ひまわり》が展示される。ポスト印象派の巨匠として日本人にも親しまれているゴッホ。 本書は、SOMPO美術館主任学芸員である小林晶子氏が、「ひまわり」とゴッホの書簡を時系列に紹介しながら、ゴッホが「ひまわり」を描くに至った経緯を解説し、「ひまわり」がゴッホを象徴するアイコンになっていった真相に迫る。 「ひまわり」が描かれた油彩12点すべて掲載し、さらに「ひまわり」を描くに至るまでの作品、スケッチも掲載。ゴッホの「ひまわり」だけに焦点を絞り図版と書簡で解説する。 <目次> 第1章 色彩の研究としての “ひまわり” ─ パリ(1886年〜1887年) 第2章 装飾としての “ひまわり” ─ アルル1( 1888年2月〜9月) 第3章 装飾としての “ひまわり” ─ アルル2 (1888年10月〜1889年5月) 第4章 象徴としての “ひまわり” ─ サン=レミ=ド=プロヴァンス、オーヴェール=シュル=オワーズ(1889年5月〜1890年7月) 略年譜 関連地図 主要参考文献 著/小林晶子 監修/SOMPO美術館、公益財団法人SOMPO美術財団 A4変型 並製本 64頁(図版36点) オフィシャルホームページ SOMPO美術館 OFFICIAL WEB ≫ 《ひまわり、薔薇、その他の花をいけた鉢》1886年 《ひまわりのある小屋》1887年 《結実期のひまわり》1887年 《花咲く庭、アルル》1888年 《ひまわり》1888年 ポール・ゴーギャン《ひまわりを描くフィンセント・ファン・ゴッホ》1888年
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