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精一杯、与えられた人生を生きること 北海道の大地に魅せられ、晩年は病と闘いながら北の大地を描き続けた画家・相原求一朗の人生記。 長男として家業を継ぎ、会社経営に追われるなか、絵の道を諦めきれず社長業との併走を選び、やり遂げた相原の仕事ぶりや人柄から伺える、几帳面に記録・整理された制作日記や手帖の言葉をもとに、激動の人生を辿る。 丁寧に綴られた日記からは、幼い頃の思い出、戦争に翻弄された青春、経営者としての苦悩や喜びの日々、働きづめの仕事を終えて深夜に取り組んだ絵画制作、本音で語り合った画家仲間たちとの熱き時間、極寒のなか北海道の大自然に一人身を置いた取材旅行、晩年、日々悪化する病に苦しみながら挑戦した北の十名山シリーズへの製作など、自身に厳しく且つ誠実な生き方がにじむ。 画家として、人間として全力で生きた相原求一朗の人間像が浮かび上がる。 <目次> プロローグ 画家・相原求一朗の眼差しと北の光 第1章 淡い夢の時 第2章 書き留めた思いー戦地にて 第3章 自分らしい道を求めて 第4章 北海道と向き合う日々 エピローグ 普遍の大地をのこして 著/相原求一朗 解説/飯田郷介 A5判 並製本 208頁(図版約30点) 【展覧会情報】 「生誕100年 歿後20年 相原求一朗の軌跡 ―大地への挑戦―」 日時:第1部 2018年12月1日(土)〜2019年1月27日(日) 第2部 2019年1月31日(木)〜2019年3月24日(日) 会場:川越市立美術館 ≫ ◆相原求一朗(あいはらきゅういちろう) 1918年、埼玉県川越市に生まれる。 生家は代々雑穀や乾物、果物を扱う卸商を営む豪商として知られていた。 幼い頃から絵が好きで、画家の道に進みたかったが、長男として家業を継ぐ。 第二次世界大戦下、フィリピンから帰還途中に搭乗機が沖縄湾に墜落。重傷を負い漂流しているところを奇跡的に救出され一命を取り留めた。 弟は終戦間近に戦死。 戦後、家業を復興させるべく必死に働きつつも絵の道を諦められず、仕事を終えてから深夜制作に励む。 新制作協会で発表、活動するようになる。 抽象絵画が広まるなかで絵に行き詰まった42歳、北海道を写生旅行し、大らかな北の大地に抽象造形の美を見いだす。以来、生涯にわたり北海道に足を運んだ。 長年続いた経営者と画家との二足の草鞋による過労から、後年体調を崩しながらも制作を続け、晩年のシリーズ作「北の十名山」を完成させる。 1999年2月5日、肝不全のため逝去。享年80。 新制作協会会員。
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